最近ではスマホひとつあれば撮影から編集まで簡単にできるようになり、映像制作は非常に身近なものになりました。しかし、クオリティが高い映像制作を目指すならば、それなりにスキルを習得していかなくてはなりません。今回は、さらに上を目指したいクリエイターのみなさんが、身につけておいて欲しいスキルをご紹介します。

●機材の特性を知り使いこなすスキル

まず重要なのは、機材を使いこなすためのスキルです。スマホで画面をタッチさえすれば撮影、編集もできてしまう時代ですが、クオリティの高い映像制作を行う為には、専用のムービーカメラとPCで動作する編集ソフトが欠かせません。

そして、それらの機材をどう扱ったらどのような映像が撮れるのか、どう操作したら思い通りの効果を映像に加えることができるのか、知っておいて操作できるようにならなければ自分の表現したい映像作品を作ることはできません。

中には、「カメラの操作はカメラマンに、編集ソフトの操作は専門のオペレーターに任せるので、それらの機能を知る必要はない」などと言う人がいますが、これは間違っています。カメラによっても特性があり、撮影する素材の色合いや明るさなどが微妙に違います。編集ソフトに関しても、製品ごとに使えるエフェクトやアクションが違ってきます。

それらの知識はこれから行う映像制作に必要不可欠です。なぜならば、自分がやろうとしている演出が、機材やソフトによっては不可能な場合もありますし、機材やソフトの特性から新たな演出方法を思いつく場合もあるからです。ハイクオリティな演出での映像制作を行うなら、機材操作のスキルはマストです。

●自分の表現を言葉化する言語スキル

映像制作とは、自分の思いを映像の形にする表現行為です。従って、言語による表現とは全く別のものだと考えられていますが、実はそうではありません。これからどのような映像制作を行い、どのような作品を作ろうとしているのかを、まず言語(言葉)に落とし込むことをおすすめします。

直感で撮影して、雰囲気で編集しても良い作品は生まれません。人間の思考は常に言語を伴って行われるため、まずは言語を使って表現したいものを設計しなくては上手く映像にできないのです。

自分がどのように表現したいのか、言葉化して台本や制作メモに落とし込んでください。それが、自分がこれから作ろうとする作品の設計図になります。そして、その言葉を映像に変換するという作業を通じて、自分も気づかなかった自分の表現の真意が見えてきて、自分の作品ながら理解が深まっていくというワケです。

そして、これらは他のスタッフに映像制作の指針を与えるためにも重要です。自分の表現が上手く言葉化できなければ、スタッフも思い通り動いてはくれません。絵コンテでも、絵では伝えられないことを伝えるために言葉が必要です。言語による表現のスキルは映像制作においても必須のスキルと言えます。

●他人の気持ちを理解するコミュニケーションスキル

これから作る作品は、自分だけが見て楽しむものならば、これから言うスキルは必要ないかもしれません。しかし、多くの場合映像制作の目的は、作品を他人に見てもらい評価されることにあります。

その為には、その作品の意図や表現を、見る人に理解してもらい、共感してもらう必要があります。つまり、映像制作とは映像を使った言語を使わない他者とのコミュニケーションなのです。

ですから、「こういう表現をすると共感してもらえるだろう」「この撮り方なら伝わるだろう」といったことを常に考えながら制作していくことが大切です。ですから、他人の気持ちや感情、一般常識を理解しているコミュニケーションスキルが必須になるのです。

このように、映像制作には様々なスキルが必要です。難しいとお思いなら、それらのスキルを身に着けたShibuya Movieのスタッフに映像制作をお任せください。