【Webマーケティングそのものの知識を認証する資格】
Webマーケティングは、比較的新しい手法ですし技術的に難しい面も含まれている分野です。Webサービスの中には、単にユニークなアイディアがあれば良いというわけではなく、IT技術が必要不可欠となってくるものもあります。さらに、法規制が現実空間と比較してそれほど厳しくないため、コンプライアンスを順守するための基準をきちんと持っていることも求められます。こうしたスキルや能力をはっきりと示すためには、関連する資格を持っているというのは大きな武器となります。Webマーケティングに関連する資格がいくつかありますので、スキルアップのために取得に向けて努力することもできるでしょう。
たとえば、「IMA検定」というものがあります。これはクラウドマネージメント協会が主催している資格試験で、スタンダードコースとプロフェッショナルコースの二つが設定されています。ネットマーケティングについての専門的な資格ですので、この分野でのスキルを持っているということを証明するのにぴったりです。所定の講義を受けてテストを受け合格したら資格が発行されるという流れです。
また、「日本マーケティング検定」という、日本マーケティング協会が主催している検定試験も役立ちます。これは、一般的なマーケティングに関する専門知識を問うもので、汎用性が高いのでメディアや手法を問わず広く業界内で使える資格と言えます。級別の試験となっていますので、それぞれのスキル習熟度に応じて資格を取れるというのが魅力的です。
【Webマーケティングに関係する技術的なスキルを見る資格】
Webマーケティングには、様々なWeb上の技術が必要となります。そのスキルを認定する資格も持っていると、エキスパートとしてのキャリアを積み上げるのに役立ちます。たとえば、「Webアナリスト検定」というよく知られている資格があります。Webマーケティングでは必須とも言えるGoogleアナリティクスについてのスキルを問うもので、講義によってしっかりとこのサービスの知識を取り入れられるというのもポイントです。
また、「ウェブ解析士」という資格も役立ちます。アクセス解析をするための知識や具体的な分析と判断の能力を問うための資格試験です。それぞれのスキルレベルに応じて上位資格が設けられていますので、スキルの高さを証明するためにももってこいの資格と言えます。